先日に録画しておいた、東京MXの番組「ゴールデンアワー」を観ました。お題は「沖縄にいるアメリカ軍」。ゲストが韓国人の大学教授ってことで、内容に少々の不安を感じていたんですが、そこは在韓米軍のいる祖国をお持ちで、軍隊や安全保障に関する目はそこらの日本のマスコミよりは確かに思えました。
途中、銀座の街頭でアメリカ軍についてどう思うかインタビューする場面で、「そりゃあ銀座に買い物にくる人には、アメリカ軍は縁遠いだろうな。横田や大和、横須賀あたりでインタビューしなきゃ、アメリカ軍の事を考える日本人(関東在住)はいないだろう」と思ったりしたのですが、番組も終盤に入ってtwitterの意見を紹介するところ。
「自衛隊だってジブチに海外派遣している」
という意見が紹介されたときに、自衛隊のジブチ駐留部隊と在日米軍はだいぶ異なるという話でほとんど意見は聞かれなかったのですが、このジブチ駐留から広げられる話題もあります。
マスコミが「沖縄差別」などという造語を持ち出してくるとき、挙げられるのは米海兵隊戦力の沖縄偏重と日米地位協定。米軍兵力に関しては、三沢にも横須賀にも大兵力がいるじゃないという流し方をするとして、地位協定の方はあまり議論をされることのないことです。しかし、自衛隊がジブチに駐留することで、日本も海外に国家公務員の大集団を派遣しているという形では、アメリカと同様の条件が生まれたと考えられます。
日米地位協定を問題とするなら、日本は駐留する自衛隊員がジブチで逮捕された場合はジブチの法律によって裁かれるべきだと主張するのでしょうか。
仮に、イスラムの原理主義的な法律を国法とする国で自衛隊が平和維持活動を行う場合、自衛官にイスラム法に則った現地の法律を適用させるべきだと主張するのでしょうか。イスラム法では女性の行動に制限が課せられるので、女性自衛官の派遣が見送られる可能性も出てきます。あるいは、任務の内容に制限が課せられます。慣習が異なる国では異なった形の法律があるわけで、場合によっては日本では考えられない罪で逮捕されたり、犯罪にならなかったりするケースがあります。
すごく極端な話をすれば、ある種の殺人が合法としてまかり通る地域があるとして、自衛官が殺されたケースがその合法にあたった場合、殺人の犯人を罪に問えずにいられるでしょうか。
このように、ジブチに自衛隊が駐留しているという現状から、日米地位協定のことを考えるきっかけにできると考えます。
そして、沖縄で犯罪を犯した犯人がアメリカで裁かれるからといって、別に罪が軽くなるわけではないということに関しても、議論を聞いてみたいと思います。日本に無いスパイ取締法とか、性犯罪はアメリカの方が罰則が重かったりとか。
posted by 匿名希望の茅ヶ崎人 at 00:17|
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