2016年10月20日

芸のある仮名

 今日は昼過ぎに腹痛。解消したのは三時ごろで、ようやく海読書に出かける。
 持っていったのは「阿房列車」第二巻。ラスト近くで「奇石」氏という人物が出てきて、思わず週明けにたわわな作者の名前を思い浮かべてしまった。
 阿房列車の著者、内田百關謳カは、仮名を付ける際に一ひねり加える方で、例えば列車に乗りたいから用事がないけど旅に出るという「阿房列車」の相方として旅を共にする、国鉄職員の平山三郎氏の事を「ヒマラヤ山系」氏と呼ぶ。単純に某氏とは書かず、甘木氏と言う。縦書きの原稿用紙に書くから、甘木というのは某を分けて書いたものだ。そんな、アナグラムだったりネットでも多用される文字の分かち書きのようなものだったり、読んでいて楽しい仮名が多いのも、内田百闔≠フ本にはまった理由の一つだったりする。
posted by 匿名希望の茅ヶ崎人 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする