2013年04月30日

「空版ガールズ・アンド・パンツァー」勝手に企画 その7

 そろそろこの企画、着地点を決めねばなりますまい。
 構成を理屈っぽく決めていくと、第二話で主人公二人が飛行機を飛ばすという作業に悪戦苦闘し、第三話で空中戦の修行、第四話で他校との親善試合、第五話でグライダー部との合宿、と相成ります。
 第六話以降は、全日本模擬空戦競技会、模擬競としていろんな戦闘機とトムキャットが対戦することになりますが、ここでまた決定すべき方針が出てきます。
 最近のミリタリーアニメ、ガルパンやストパン(ことストライク・ウィッチーズ)では主人公サイドで様々な種類の兵器(または実在の兵器のモチーフ)が出てきて、それがマニア的な人気を博しています。ですがこの企画では、主人公の所属する女子校チームはトムキャット一種としてしまいました。どうしてかというと、同じ機種でチームを組まないと、補給や編隊飛行などが煩雑になってしまうからです。
 ファンタジーだし、アクションものだし、そこまでこだわらくてもいいんじゃないの、と言ってしまえばそれまでですが、とりあえず設定は現状のままにすることとして、解決策を考えてみたいと思います。
 第一話はトムキャットとの出会い編として、一機の機体のアップ画面を多用して、様々な面を見せて持たせることとします。
 第二話では、トムキャットの運用面を強調します。具体的には、主人公が飛行機を離陸させる際には、実際の飛行機の様に膨大なチェックリストに顔を突き付け、ただ飛ばすだけの作業にかかる膨大な仕事量に圧倒されるわけです。主人公二人の特徴により差異が出てくる描写も出てきます。
 さて、第三話です。空中戦をするには、敵役の飛行機が必要です。現実では、アグレッサー部隊という存在があり、その国の仮想敵国の装備する機体と同じ様な飛び方をし、想定される実戦に近い環境を訓練で産み出します。その際には、訓練する部隊とアグレッサーは別の機種の方が好ましい場合があります。部隊の中で訓練をしていると、格闘戦で探す飛行機の形にいらぬ先入観が生まれてしまいます。また同じ性能の機体同士での訓練では、相手への対抗策も定まってしまい、硬直化した、効果的でない内容になってしまうでしょう。
 そこでアグレッサーです。アメリカ海軍では、自国では主力戦闘機として正式採用していないF―5などを使って、性能の異なる機体との格闘戦訓練を経験させています。また一見派手に見える様な塗装をまとわせていますが、それは探すべき敵機の姿に先入観を持たせないためです。
 近年では、コスト削減のためにアグレッサー用の機種を少数装備することは難しくなっているようで、アメリカ空軍はアグレッサーに自国の主力戦闘機のF―15やF―16を採用、財政健全化のためのコストカットでその内一機種に絞るようです。日本ではやはり主力戦闘機のF―15Jを使っていますね。
 長くなってしまいましたが、主人公に対するアグレッサーとして、同じ部の先輩が持っている別の戦闘機、という設定を作ろうと思います。腕に覚えのある個人の参加する個人部門がある、ということにすると、所有者の個性が剥き出しになった機体、という面白い機体チョイスができそうです。
 そこまで考えた時に、脳裏に浮かんだのは旧ソビエト製でトムキャットより一世代古い戦闘機、MiG−21 フィッシュベットでした。
 いろんなバリエーションがありますが、後期型のMiG−21bisでないとトムキャットや全国の強豪たちとの対戦では不利になるでしょう。
 なぜMiG−21かと言いますと、小型で簡易な構造の割に、最大速度マッハ二級というコストパフォーマンスの良さと、マッハ二級戦闘機の中では最小クラスの機体規模から来る格闘戦での見えづらさが敵役としてちょうどいいと思えるからです。
 F―14 トムキャットの売りは本来、探知距離の長いレーダーと、六目標同時に攻撃できる交戦能力ですが、長距離交戦を禁止されたこの競技ではこの売りをはく奪された以上、見えにくく軽快なMiG−21はかなり強敵です。
 実際はMiG−21も、様々な飛行制限があり、操縦の難しい機体だそうです。それだけに腕に覚えがあれば上手く乗りこなして、この小ささを存分に生かした空中戦をすることでしょう。
 そして、六話以降の全日本模擬競にて、面白い対戦相手と戦っていきます。
 まずはBAC ライトニング。エンジンを縦に二基搭載し、三角形の内側をさらに三角形で齧り取ったような妙な形の主翼、というイギリス製兵器らしい変な形を画面に提供します。
 次は、サーブ グリペン。某ゲームに登場して人気を博しているそうで、一部に知名度が高いそうですが、ゲームを知らない私も普通に好みです。というか、スウェーデン製の戦闘機は時代の先端と自国防衛に特化した要求が相まって、他には無い形をしていていいんです。グリペンの場合、同時期に設計された戦闘機の中で最も小さく、小さいくせにスウェーデンが空軍に要求する任務をだいたいこなせるという汎用性もあります。ただ、スウェーデンの事情に向かって尖がりすぎたせいか、他の国への輸出で苦戦していますが。ただ、リングの上で用意ドンの模擬空戦では、そんな欠点も小さくなるでしょう。

 そんな風に考えを膨らませていくと、尺をはるかに超過してアイデアを切り捨てていく作業が辛くなりそうです。
 今日はこの辺りで終わり。
posted by 匿名希望の茅ヶ崎人 at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 架空アニメの企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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