2016年02月20日

ミネベアのシェア

 先日の池上彰さんの番組で、なんとも古臭い話だが、軍産複合体がけしからんという話題をしたらしい。その影響か、武器を売っている会社の不買運動をしようと意気込んでいる方々がいるという。
 三菱やら日立やら、思い浮かぶ企業はいくつかあるけれども、個人的には「ミネベアの製品を使わないで、日常を過ごせるつもりなのか?」と問いたい。
 ミネベアは、私のサイクリングコースで片瀬江ノ島から藤沢駅前へ抜けるコースの途中にネジ工場があるので思い浮かんだのだけれど、ここは防衛省や警察向けに拳銃のライセンス生産にも取り組んでいる。
 ネジか、あちこちに使われているんだろうな、と思いつつ会社のHPを見てみると、本業はボールベアリングのようで、小さなボールベアリングだと世界シェア6割、HDDの部品では75%のシェアを誇っている。高級スマホの液晶用部品でも7割のシェア。
 こいつは凄い。ミネベア製品無しではネットもできなそうだ。

 別に企業は武器を作りたくて技術を磨いているわけではなく、先端技術を磨いていく中でその先端技術を求める防衛省とも、取引先の一つとして仕事をしているだけで、武器を作っている=死の商人というイメージは色々と本質を見誤っているように思える。
 というか、冷戦終結後の防衛関係企業は、アメリカだと不景気でぽんぽん買収が行われて、戦闘機メイカーなどもううぐボーイングがF/A−18とF−15の生産を終えるとわずか二社になってしまう。日本でも防衛から手を引く会社が増えてるので、F−35の採用条件として国内でできるだけ部品を作れるよう(国内に仕事を回すよう)交渉した経緯もある。軍産複合体が政府を牛耳るなんてのは、遠い昔の話ですよ。
posted by 匿名希望の茅ヶ崎人 at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | おたく的批評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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