2017年09月08日

憲法九条が無かった場合のドクトリン

 今日は、頭が回らないので散歩に出る。気温がそれほどでもないけど、湿度が高い。道行く人がしかめ面をしていた。私も、家に帰った後に調子を崩す。寒くなったり暑くなったり、明らかに自律神経が乱れている。今は落ち着いた。
 で、模型の資料を眺めつつエフトイズのF−22Aをチェックしていたら、主脚扉のカバーが一つ、紛失していた。マジか! ジャンク部品入れを探してみるが、見つからず。でもどこかで見た気がする。いざとなれば、収納時用の部品から切り出して代用するか。

 小説の事はさっぱりなのに、しょうもない軍事ネタが思い浮かんだので書いてみる。
 ネットで時折、日本には戦車がいらないのではないかという書き込みを見かける。日本は憲法九条のもとで、専守防衛の政策を取っている。専守防衛ということは、日本本土に入ってくるまで戦わないということで、言い換えれば戦争になるということは本土決戦になるということ。わずか二十キロばかりの領海内で敵の着上陸部隊を全滅させるのはむつかしいので、必然的に陸戦に持ち込まれる。陸戦になれば戦車は強い。
 そんなわけで、今の日本には戦車は必要である。
 見方を変えれば、日本が戦車を持っていれば、敵も戦車に対抗する手段として戦車を持ってこなければならない(今でも戦車の天敵は戦車である)。他にも対戦車ヘリや対戦車ミサイルも必要になる。上陸部隊が大所帯になり、維持するための補給物資も大量になる。補給路を維持するのも大変になる。戦争に勝つためのハードルが高くなっていく。
 そういう風に、日本が戦車を持っていることで日本を攻めることがむつかしくなる。これが抑止力である。
 ただ、戦車が重要になるのは、憲法九条を持っていて専守防衛(本土決戦)政策だから。
 憲法九条が無くて本土決戦しなくていいなら、戦車が無くてもいいのではないか。
 ということで考えてみた。
 敵地攻撃をしていいなら、戦争なんて自分の土地でやらないほうがいい。戦争になれば物にも人にも被害が出るからである。
 日本の場合、自分の土地で戦争をしなくていいなら、海の向こうへ攻撃することになる。具体的には、日本を攻めることができる施設を攻撃して、戦争をできなくしてしまう、戦争の継続がむつかしくしてしまいたい。
 実は、憲法九条が無くとも、敵軍の上陸を防げない場合がある。敵国が、日本に攻め込むということを隠して、演習のために軍隊を日本近海に展開すると公式で発表した場合。軍事演習は、実際の戦争と同じ様に前線の部隊や後方の部隊を動かす。本当の戦争が起こるのか、演習で終わるのか、見分けるのは困難だ。このことは、優秀な諜報機関を持ちながら奇襲を許したイスラエル(七日間戦争ヨムキプル戦争=第四次中東戦争)に先例を見ることができる。
 敵の上陸を許してしまう、という最悪な事態を想定しつつ、被害を最小に留めるために早期に戦争を終わらせるための軍事ドクトリンを考えてみる。
 日本を攻めるのに不可欠なのは、港である。これから攻めるにも、上陸した部隊に補給を送るにも、港湾施設が最重要、これが無くなれば戦争はできない。
 第一目標は、敵の港湾施設の徹底的な破壊である。
 次に、日本を攻撃するには空軍も重要である。これから上陸するためには日本の軍隊を叩きたい。すでに上陸しているなら障害となる地上軍や空軍を叩き、補給路を攻撃する海軍も減らしたい。都市部を爆撃すれば、日本人の意識も反戦へ向くかもしれない。
 日本としては、この敵空軍を壊滅させれば日本の被害を格段に減らせる。だから、海から攻撃の届く範囲にある空港施設は全て破壊したい。
 最後に、日本は海外からの輸入にエネルギーを頼る海洋国家なので、海上輸送路を確実に確保したい。そのために、敵国海軍を壊滅する。
 以上の三点が、日本の軍事ドクトリンになる、かも知れない。これは冷戦中の米軍のドクトリンを参考にしました。
 そうなると、真っ先に必要になるのは洋上から敵地を攻撃する手段。安いのは艦艇に乗せる対地巡航ミサイル。ただこれは、艦艇から全て撃ち尽くしてしまうと再装填に手間がかかる。全ての搭載艦に補給艦を付けるというなら話は別だけれど、敵が大国になると必要なミサイルも積む船も増えていく。敵国に近づく際には航空優勢を取っておきたいので、空母を持つというのも選択肢に入る。空母の艦載機ならば継続的に敵国を攻撃することも可能だ。
 しかし、空母を持つとなると必要な軍事費は格段に跳ね上がる。艦載機部隊は防空に転用できるとして、陸軍は割を食うだろう。敵の港湾施設を確実に破壊してみせる、と海軍が言うならば、陸軍は敵上陸部隊が弾薬と燃料を使い尽くすまで耐えればいい、というレベルに軍備を抑える必要があるかも知れない。日本各地に、敵上陸軍の第一撃を受け止める貼り付け連隊戦闘団、そこへ援軍のために駆けつける機械化部隊、という編制か。
 抑止力を担うのは、海軍航空部隊と巡航ミサイル搭載艦の数ということになれば、陸軍の装備は小型化して、より少ない部隊で、機動力を以て集中して防御、ということになる。予算の規模によっては、戦車は本土の教導団と機甲部隊のノウハウを維持するための一個師団、くらいにまで縮小するかも知れない。連隊戦闘団にどのくらい戦車を置くのか、場合によっては前述の部隊以外には戦車を置かないのか。
 この辺が、このif世界の戦車の必要性に関わる話題になる。
 具体的に必要な兵力はというと、九条が無ければ軍事同盟を結ぶことができるので、同盟軍の力を借りることができるようになる。すると、日本が独自に必要になる軍事力はいくらでも増減するので考える意味が無い。
 ということで、これまで。
posted by 匿名希望の茅ヶ崎人 at 00:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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