2013年05月08日

「空版ガールズ・アンド・パンツァー」勝手に企画 その10

 昨今の濃厚な人間関係を描くタイプのアニメ。そしてメカの中でもあまり描かれてこなかった戦闘機の世界。その二つを融合することによって、これまでに無かったアニメ作品を作ることができるでしょう。
 飛行機の世界、その中でも戦闘機の世界では、阿吽の呼吸が求められます。編隊長の命令に、他の機は瞬時に応え行動することが求められます。そんな体育会系の世界でありながら、頭の良さが求められます。そして命を預けられるほどの強い信頼。作品の方向性から、主人公たちに命の危険がある実際の飛行を行わせることは最終話までありませんが、アマチュアパイロットの人口が少ない日本という国において、飛行の世界は視聴者に新鮮に映ると共に主人公たちの活躍するに足る魅力的なものになるでしょう。
 実は飛行の世界に国による差はなく、どこの国の空軍でもパイロットたちの生態、生活や気質は同じようなものだそうですが、人類に共通の空の世界をぜひ主人公や視聴者の方に楽しんでもらいたいと思います。

 ということで、妄想企画「空版ガールズ・アンド・パンツァー」を終わりたいと思います。飛行機っぽいメカアクションや架空の飛行機がメインになったアニメはありましたが、実物の飛行機を濃厚に描いたアニメを観てみたいなぁ、と思って書いてみました。
 デビューを目指すアマチュア小説家としては、商業作品を意識した要素をふんだんに取り入れましたが、その中にも自分の作りたい要素をしっかり入れるという勉強にもなりました。
posted by 匿名希望の茅ヶ崎人 at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 架空アニメの企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月07日

「空版ガールズ・アンド・パンツァー」勝手に企画 その9

 何日か空いてしまったので、構成を改めてまとめてみましょう。

 第一話:主人公二人が空中戦部に入る。
 第二話:初めての飛行機操縦。
 第三話:初めての空中戦(先輩のMiG-21との模擬戦)。
 第四話:もぎせん!(初めての親善試合)。ライバル(ラファール使用のチーム)現る。
 第五話:グライダー部との合同合宿(初めて本物の飛行機(グライダー)に乗る)。
 第六話:模擬競へ。第一試合はBAC LIGHTNINGと対戦。
 第七話:ライバルチームの試合(アメリカ製戦闘機と)。そして第二試合目(Su-27と対戦)
 第八話:第二試合続き。ライバルチームの試合(MiG-29と)。
 第九話:第三試合(SAAB GRIPENと)。
 第十話:Aパート(未定)。Bパート:第四試合前半。
 第十一話:第四試合後半、主人公チーム敗北。反宇宙開発テロリストによる事件が発生。
 第十二話:主人公、実機に搭乗して事件を解決。大団円。

 一応、こんなところになるでしょう。第十話のAパートは、自転車レース風にいうと休息日にするといいかも知れません。アニメではよくある、シリアス前のコミカルな内容ですね。
 テロリストによる事件の概要も固まっています。模擬競に参加する機体が、リモート操縦装置や勝敗判定用の管制官側管理装置を通していることを利用し、ライバルチームのリモート操縦装置を偽の管制官管理装置で則ります。模擬競会場にテロリストの協力者がいて、ラファールには実弾の空対空ミサイルが積まれます。
 偽の管理装置により、ラファールは政府の宇宙開発担当の高官が乗ったVIP輸送機へと導かれ、対戦相手だと認識させます。VIP機には、この時代の戦闘機である無人機が護衛についていますが、模擬競参加機には民間機用のトランスポンダーが積んであるので、にわかには敵機として認定されず、ラファールがミサイルを発射して初めて無人機は敵機だと認識できて反撃できる仕組みです。ラファールがVIP機へミサイルを発射してしまえば、VIP機は撃墜され、ラファールもまた無人機に撃墜されてしまうというピンチです。
 主人公たちが第四試合をしている最中に、模擬競機への乗っ取りがされます。主人公チームのF-14Aは、機体と搭載ネットワークシステムが旧型のために、急激なデータ処理量増加に耐えられなくなり、コンピュータがハングアップしてしまいます。操縦装置が一時的にリンクを失ってしまい、その間に対戦相手に後ろへ回られ、撃墜判定。部長その他が大会運営へ異議申し立てをしている間に、主人公二人は故障で乗れなかった愛機へ歩み寄り感傷に浸っている間に事件が発覚。そういう筋立てです。
 ここで主人公たちが愛機に乗って出撃するに足りる動機づけを、ここまでのストーリーで組み立てる必要があります。視聴者がここでストーリーに納得がいかなければ、作品は失敗です。
 そのためには、単に楽しいだけではない、お役所的な空の上の管理社会を描く必要が出てきます。これはちょっと、ストレスを感じさせる要素になります。実際、趣味で飛ぶ世界の航空行政には硬直的な部分があるといいます(航空ファンのコラム参照ですが、少し前の話でもあります)。そこを含めても、空で遊ぶことはやはり楽しい、と主人公たちに思わせる話にする必要があります。

 そんなわけで、構成はだいたいの完成をみましたが、作品の成否はやはり脚本作りにかかっていると再認識できる結果にもなりました。今日はこんなところで終了。
posted by 匿名希望の茅ヶ崎人 at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 架空アニメの企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月03日

「空版ガールズ・アンド・パンツァー」勝手に企画 その8.5

 六話からの模擬競で、一・五話で一対戦では対戦チームをあまり出せないと思うので、一話で一対戦くらいが良さそうに思えます。
 これならラファール使いのライバルチームの動向も描けますし。
 十二話で最後の空中戦と大団円を描くなら、十一話はハプニングの内容を書かなくてはならず、模擬競のレギュラー戦闘はこの十一話がラストということになります。
 すると、六話で一つ、七話で一つ、八話で一つ、九話で一つ、十話で一つ、合計五回の対戦を、主人公チームとライバルチームで配分する必要があります。十一話で行われるハプニングの描写に余裕を持たせるなら、十話のBパートは十一話で対戦するチームの描写に当てたいので、ライバルチームの描写を一・五話分に二つ押し込むとして、三回の対戦をフルに描くことができる計算になります。
 さ、これで決めるべき事柄が絞り込まれました。
 てことで、次はいよいよ構成が本決めになる、かな?
posted by 匿名希望の茅ヶ崎人 at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 架空アニメの企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月02日

「空版ガールズ・アンド・パンツァー」勝手に企画 その8

 早々に終わらせようと思い始めたところで、経験の無さからくる困難に直面する。
 空中戦にどれくらいの尺を割くのか、にわかに予想がつかなくなったのです。
 麻雀はもちろん、球技と比べてもはるかに短い時間になります。離陸から決着まで、十分程度になるかと結論しました。対戦相手の描写はどのくらいやりましょうか。模擬競では一日に一回ずつの空中戦を消化するとして、一・五話で一つの対戦を描くのがちょうどいいように思えます。
 主人公のチームと対戦チームとの交流は、模擬競の行われる会場の食堂で偶然に出会ったり、心理戦を仕掛けに対戦校から出向いて来たり、それぞれの所属メンバーの個性から出てくる出会い方を作りたいですね。
 そしてもちろん、主人公チームの部長も、濃いキャラクターにして存分に暴れさせないともったいないでしょう。
 考えているのは、部長は部員がなるべく自由に振る舞えるように動く人で、部長機の後席に乗る副部長がそのために人間関係を調整する役目、という女房役。この二人が、主人公のいるチームの雰囲気を決定づけているということになります。
 そして、前回に決めた、個人競技に強い先輩が一人。自信一杯のこの人には、妙に自信の無い大人しい人を組ませましょう。
 あと一組で定員。そういえば、トリックスター役の人が欲しいですね。
posted by 匿名希望の茅ヶ崎人 at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 架空アニメの企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月30日

「空版ガールズ・アンド・パンツァー」勝手に企画 その7

 そろそろこの企画、着地点を決めねばなりますまい。
 構成を理屈っぽく決めていくと、第二話で主人公二人が飛行機を飛ばすという作業に悪戦苦闘し、第三話で空中戦の修行、第四話で他校との親善試合、第五話でグライダー部との合宿、と相成ります。
 第六話以降は、全日本模擬空戦競技会、模擬競としていろんな戦闘機とトムキャットが対戦することになりますが、ここでまた決定すべき方針が出てきます。
 最近のミリタリーアニメ、ガルパンやストパン(ことストライク・ウィッチーズ)では主人公サイドで様々な種類の兵器(または実在の兵器のモチーフ)が出てきて、それがマニア的な人気を博しています。ですがこの企画では、主人公の所属する女子校チームはトムキャット一種としてしまいました。どうしてかというと、同じ機種でチームを組まないと、補給や編隊飛行などが煩雑になってしまうからです。
 ファンタジーだし、アクションものだし、そこまでこだわらくてもいいんじゃないの、と言ってしまえばそれまでですが、とりあえず設定は現状のままにすることとして、解決策を考えてみたいと思います。
 第一話はトムキャットとの出会い編として、一機の機体のアップ画面を多用して、様々な面を見せて持たせることとします。
 第二話では、トムキャットの運用面を強調します。具体的には、主人公が飛行機を離陸させる際には、実際の飛行機の様に膨大なチェックリストに顔を突き付け、ただ飛ばすだけの作業にかかる膨大な仕事量に圧倒されるわけです。主人公二人の特徴により差異が出てくる描写も出てきます。
 さて、第三話です。空中戦をするには、敵役の飛行機が必要です。現実では、アグレッサー部隊という存在があり、その国の仮想敵国の装備する機体と同じ様な飛び方をし、想定される実戦に近い環境を訓練で産み出します。その際には、訓練する部隊とアグレッサーは別の機種の方が好ましい場合があります。部隊の中で訓練をしていると、格闘戦で探す飛行機の形にいらぬ先入観が生まれてしまいます。また同じ性能の機体同士での訓練では、相手への対抗策も定まってしまい、硬直化した、効果的でない内容になってしまうでしょう。
 そこでアグレッサーです。アメリカ海軍では、自国では主力戦闘機として正式採用していないF―5などを使って、性能の異なる機体との格闘戦訓練を経験させています。また一見派手に見える様な塗装をまとわせていますが、それは探すべき敵機の姿に先入観を持たせないためです。
 近年では、コスト削減のためにアグレッサー用の機種を少数装備することは難しくなっているようで、アメリカ空軍はアグレッサーに自国の主力戦闘機のF―15やF―16を採用、財政健全化のためのコストカットでその内一機種に絞るようです。日本ではやはり主力戦闘機のF―15Jを使っていますね。
 長くなってしまいましたが、主人公に対するアグレッサーとして、同じ部の先輩が持っている別の戦闘機、という設定を作ろうと思います。腕に覚えのある個人の参加する個人部門がある、ということにすると、所有者の個性が剥き出しになった機体、という面白い機体チョイスができそうです。
 そこまで考えた時に、脳裏に浮かんだのは旧ソビエト製でトムキャットより一世代古い戦闘機、MiG−21 フィッシュベットでした。
 いろんなバリエーションがありますが、後期型のMiG−21bisでないとトムキャットや全国の強豪たちとの対戦では不利になるでしょう。
 なぜMiG−21かと言いますと、小型で簡易な構造の割に、最大速度マッハ二級というコストパフォーマンスの良さと、マッハ二級戦闘機の中では最小クラスの機体規模から来る格闘戦での見えづらさが敵役としてちょうどいいと思えるからです。
 F―14 トムキャットの売りは本来、探知距離の長いレーダーと、六目標同時に攻撃できる交戦能力ですが、長距離交戦を禁止されたこの競技ではこの売りをはく奪された以上、見えにくく軽快なMiG−21はかなり強敵です。
 実際はMiG−21も、様々な飛行制限があり、操縦の難しい機体だそうです。それだけに腕に覚えがあれば上手く乗りこなして、この小ささを存分に生かした空中戦をすることでしょう。
 そして、六話以降の全日本模擬競にて、面白い対戦相手と戦っていきます。
 まずはBAC ライトニング。エンジンを縦に二基搭載し、三角形の内側をさらに三角形で齧り取ったような妙な形の主翼、というイギリス製兵器らしい変な形を画面に提供します。
 次は、サーブ グリペン。某ゲームに登場して人気を博しているそうで、一部に知名度が高いそうですが、ゲームを知らない私も普通に好みです。というか、スウェーデン製の戦闘機は時代の先端と自国防衛に特化した要求が相まって、他には無い形をしていていいんです。グリペンの場合、同時期に設計された戦闘機の中で最も小さく、小さいくせにスウェーデンが空軍に要求する任務をだいたいこなせるという汎用性もあります。ただ、スウェーデンの事情に向かって尖がりすぎたせいか、他の国への輸出で苦戦していますが。ただ、リングの上で用意ドンの模擬空戦では、そんな欠点も小さくなるでしょう。

 そんな風に考えを膨らませていくと、尺をはるかに超過してアイデアを切り捨てていく作業が辛くなりそうです。
 今日はこの辺りで終わり。
posted by 匿名希望の茅ヶ崎人 at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 架空アニメの企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする